オペコピ 使い方ガイド 📋

手術記録用紙を読み込むと、JOANRに入力する項目をコピーできる形に並べてくれるツールです。 転記を1文字ずつ打つ作業がなくなります。

1️⃣ 用紙を選ぶ 2️⃣ PDFを読み込む 3️⃣ 読み取る 4️⃣ 確認する 5️⃣ 貼る
はじめに

👋 どんなツール?

これまでは手術記録用紙を見ながら、JOANRの入力画面へ1項目ずつ手で打ち込んでいました。 オペコピは用紙のPDFを読み込むと、AIが項目を読み取って、コピーボタン付きで並べてくれます。 あとはボタンを押して貼るだけです。

🖼️読み取り結果の画面

✅ できること

  • 📄 手術記録用紙から、患者情報・術式・時間・術者などを読み取る
  • 🏷️ 材料シールから、商品名・メーカー・ロット番号などを読み取る
  • 🔍 術式のKコードや病名のICD-10コードの候補を出す
  • 📋 項目ごと、またはまとめてコピーする

🤔 気をつけてほしいこと

AIが読み取っているので、まちがえることがあります。 そのままJOANRに入れるのではなく、必ず画面で見て確かめてから使ってください。 このガイドでも、確認すべきところを繰り返し書いています。

💡 全部が埋まらなくても大丈夫

読み取れない項目があっても失敗ではありません。 埋まったところだけ使って、残りは今までどおり手で入れれば大丈夫です。 それでも作業はぐっと減ります。

はじめに

🔑 ログインする

  1. 院内のパソコンでオペコピを開くブラウザのお気に入りから開いてください。
  2. IDとパスワードを入れるDA課から配られたものを使います。IDはデスクネッツのアカウントの@より前です。
  3. 入る を押す次からは、しばらくのあいだ入力しなくても開けます。
🖼️ログイン画面
⚠️ IDは自分のものを使ってください

「どの症例を誰が読み取ったか」が記録されます。 あとで確認したいことが出てきたときに、誰に聞けばよいか分かるようにするためです。 他の人のIDでログインしないでください。

使い終わったら、画面右上の 🚪 ログアウト を押してください。 共用のパソコンでは特にお願いします。

手順 1

1️⃣ 対象用紙を選ぶ

画面のいちばん上「STEP 1」

これから読み取る用紙の種類を選びます。ここを間違えると、まったく違う項目が並びます。 手元の用紙のタイトルと見比べて選んでください。

🖼️用紙を選ぶプルダウン
💡 選んだあとに項目数が出ます

「◯◯項目」と表示されます。手元の用紙とだいたい合っていれば正解です。 明らかに少ない・多いときは、選び間違えていないか確認してください。

手順 2

2️⃣ 手術記録PDFを読み込む

画面の「STEP 2」/ここがいちばん大事です

ファイルの選択 から手術記録用紙のPDFを選びます。 読み込むとページの縮小画像が並ぶので、1ページずつ役割を選んでください。

🖼️ページごとに役割を選ぶ

📑 3つの役割

役割選ぶページ
📄 記録面術式・時間・術者などが書かれた、いつもの手術記録用紙のページ
🏷️ 材料シール面インプラントなどのシールが貼ってあるページ
🚫 送らない読み取りに使わないページ。患者さんの氏名などが写っているページはこれを選びます
🛑 「送らない」を必ず使ってください

読み取りのため、ページの画像は外部のAIサービスへ送られます。 患者さんの氏名が大きく写っているページは「送らない」を選んでください。 「送らない」にしたページは送信されません。 迷ったら、読み取りに要らないページはすべて「送らない」で構いません。

💡 送るページは少ないほうが早くて安いです

白紙のページ、関係のない書類が混ざっているページも「送らない」にしてください。 読み取りが速くなります。

手順 3

3️⃣ 読み取る

画面の「STEP 3」

📖 読み取り実行 を押します。 数十秒かかります。途中で画面を閉じたり、何度も押したりしないでください。

終わると、項目がずらっと並びます。 結果は自動で保存されます。保存ボタンはありません。

⏳ いつもより遅いとき

ほかの人が同時に読み取っていると、順番待ちになって時間がかかることがあります。 エラーではないので、そのまま待ってください。自動で続きが進みます。

手順 4

4️⃣ 確認して直す

ここを飛ばさないでください

並んだ項目を、手元の用紙と見比べて確認します。 色が付いている項目は、AIが自信を持てなかったところです。優先して確認してください。

🖼️色が付いた項目は要確認

✏️ 直しかた

値の欄をクリックして、そのまま書き直すだけです。 直した内容も自動で保存されます。

👀 特に見てほしい項目

項目見るポイント
患者ID数字の読み違いがないか。1桁でも違うと別の患者さんになります
手術日年が前年になっていないか
手術側(右・左)用紙と合っているか。とても大事な項目です
術者・助手先生のお名前が合っているか
手書きの部分手書きは読み違いが起きやすいところです
💡 手術時間は「2:25」の形で出ます

用紙に「2時間25分」と書かれていても、画面には 2:25 と表示されます。 あとで集計しやすい形にそろえているためです。そのままコピーして使えます。

手順 5

5️⃣ JOANRに貼る

コピーのしかたは2通りあります。やりやすい方でどうぞ。

方法やり方向いている場面
📋 1項目ずつ 項目の右のコピーボタンを押して、JOANRの欄に貼る ふだんの入力。確認しながら進められます
📄 全体をコピー 画面下の 📋 全体をコピー を押す いったんメモ帳などに貼って、手元に控えたいとき
💡 貼ったあとにもう一度見る

JOANRの欄によっては、貼り付けた文字がそのまま入らないことがあります。 貼ったあと、入力欄の中身が想定どおりか目で確認してください。

手順 6

6️⃣ 次の症例へ

1件終わったら、画面下の 🧹 やり直す を押してください。 表示が消えて、次のPDFを読み込める状態に戻ります。

⚠️ 押す前に、貼り終わったか確認してください

「やり直す」を押すと画面の表示は消えます。 (記録自体は残っているので、あとからDA課の管理画面で見ることはできます。)

便利な機能

🔍 コードの候補を出す

コードを調べる手間を減らす機能です。項目の下にボタンが出ていたら使えます。

🔍 登録術式の候補を出す

術式の項目に出ます。押すと、読み取った術式名から近いものを5件提示します。 選ぶとレセ電コードをコピーできます。

🖼️術式の候補が5件出たところ

🩺 病名の候補を出す

病名・診断名の項目に出ます。押すと、ICD-10コード付きの候補を5件提示します。 検索欄の言葉を変えて、押し直すこともできます。

⚠️ 病名のコードは必ず確認してください

病名の候補は、AIが知識から推定して出しています。 術式のKコードのような正式な一覧と突き合わせた確認をしていません。 コードが合っているか、必ずご自身で確かめてから使ってください。

👨‍⚕️ 医師マスタから選ぶ

術者・助手の項目に出ます。登録済みの先生の一覧から選べます。 読み取った氏名は、登録どおりの表記に自動でそろいます。

※ 新しい先生が一覧に無いときは、📣 報告から知らせてください。

便利な機能

🏷️ 材料シールの読み取り

STEP 2 で「材料シール面」を選んだページから、 商品名・メーカー・カタログ番号・ロット番号・シリアル番号・有効期限を読み取ります。

🖼️材料シールの読み取り結果

📌 きれいに読ませるコツ

  • 🔍 シールが重ならないように貼る ── 重なった部分は読み落とします
  • 📐 まっすぐ貼る ── 大きく傾いていると読み違いが増えます
  • ✂️ シールが多いときはページを分ける ── 1ページに詰め込みすぎない
⚠️ ロット番号は1文字ずつ確認を

ロット番号やシリアル番号は、意味のない英数字の並びなので、 AIが読み違えても気づきにくいところです。 ここだけは必ずシールと見比べてください。 特に 0O1I は間違いやすい組み合わせです。

便利な機能

☕ 途中でやめる・あとで続ける

分からないところがあって先輩に確認したい、時間が来たので明日にしたい。 そういうときはそのまま閉じて大丈夫です。入力した内容は自動で保存されています。

🔁 続きをやるとき

同じPDFをもう一度読み込んでください。 「このファイルは読み取り済みです」と画面に出ます。 そのまま読み取れば、前と同じ記録として更新されます。

🖼️読み取り済みのお知らせ
💡 何回読み直しても件数は増えません

同じPDFなら同じ記録として扱われるので、症例の件数がふくらむことはありません。 安心して読み直してください。

⚠️ 前に手で直した内容は消えます

読み取り直すと、新しく読み取った内容に置き換わります。 前回ご自身で直した箇所も、AIが読んだ値に戻ります。 直した箇所が多いときは、読み直す前にメモを取るか、直した部分だけ貼り直してください。

👥 引き継いだときの記録

先輩に引き継いで処理してもらった場合、記録に残る担当者は最後に読み取った人になります。 「誰が仕上げたか」が残る形です。

こんなときは

📣 困りごとを伝える

画面右上の 📣 報告 から、DA課の管理者へ直接送れます。 メールを書かなくても大丈夫です。

✍️ 送ってほしいこと

  • 📄 いつも読み取れない項目がある(用紙の種類と項目名を書いてください)
  • 🔤 選択肢に無い言葉が出てくる
  • 👨‍⚕️ 先生の名前が一覧に無い/表記がちがう
  • 🩺 術式の候補に出てこない術式がある
  • 💭 こうなったら使いやすいのに、という要望
💡 具体的に書くほど直りやすいです

「読めない」だけだと調べるのに時間がかかります。
たとえば ──「TKAの用紙の手術時間がいつも空になります。用紙の右下、麻酔記録の下にある欄です」
このくらい書いてもらえると、その日のうちに直せることが多いです。

※ 報告には、そのとき選んでいた用紙とご自身のIDが自動で付きます。名乗らなくて大丈夫です。

こんなときは

🆘 うまくいかないとき

こうなったどうする
「接続が許可されていません」と出る オペコピは院内のパソコンからしか使えません。院内の端末で開いてください。院内なのに出るときはDA課へ連絡を
「IDまたはパスワードが違います」と出る 大文字・小文字を確認してください。それでも入れないときはDA課へ(パスワードは再発行できます)
ログインしたのにまたログイン画面に戻る ブラウザの設定でCookieがブロックされている可能性があります。DA課へ連絡を
読み取りが終わらない・遅い ほかの人と同時だと順番待ちになります。そのまま待ってください
項目がほとんど空になった STEP 1 の用紙の選び間違い、または必要なページを「送らない」にしていないか確認してください
ページの選択をまちがえた PDFを読み込み直せば選び直せます。読み取り前ならお金もかかりません
エラーが出て読み取れない 一度「やり直す」を押して、もう一度試してください。それでも出るならDA課へ
📞 DA課へ連絡するとき

どの用紙で、どの操作をしたときに、どう出たかの3つを伝えてください。 画面の写真があるとさらに早いです。

こんなときは

❓ よくある質問

Q. 保存ボタンが見当たりません

A. ありません。読み取った時点で、また直した時点で自動的に保存されています。押し忘れの心配はありません。

Q. まちがえて「やり直す」を押してしまいました

A. 画面の表示は消えますが、記録は残っています。同じPDFをもう一度読み込めば続けられます。

Q. 同じ患者さんが同じ日に両側を手術しました

A. 用紙が別なら、それぞれ別のPDFとして読み取ってください。別の症例として記録されます。

Q. 患者さんの氏名は保存されていますか

A. 保存していません。氏名は記録に残らないようにしてあります。

Q. スキャンした画像のPDFでも読めますか

A. 読めます。オペコピは文字ではなく画像を見て読み取っています。ただし薄い・かすれているものは苦手です。

Q. 白黒とカラー、どちらでスキャンすべきですか

A. どちらでも読めます。文字がはっきり写っていることの方が大事です。

Q. AIの読み取りはどのくらい当たりますか

A. 印字されている項目はよく当たります。手書きは読み違いが起きやすいので、色が付いた項目を中心に確認してください。

Q. 自宅や外出先から使えますか

A. 使えません。院内のネットワークからのみ接続できます。

Q. 過去に読み取った症例を見たいのですが

A. 記録は残っています。DA課の管理者に依頼してください。

こんなときは

📌 守ってほしいこと

患者さんの情報を扱うツールです。次の5つだけ、お願いします。

  1. 🏥 院内のパソコンで使う院外からは開けない設定になっています。
  2. 🔑 自分のIDでログインする誰が読み取ったかが記録されます。IDの貸し借りはしないでください。
  3. 🚫 氏名が写るページは「送らない」を選ぶページの画像は外部のAIサービスへ送られます。読み取りに要らないページは送らないでください。
  4. 👀 貼る前に必ず確認するAIはまちがえます。特に患者ID・手術日・手術側・ロット番号を見てください。
  5. 🚪 終わったらログアウトする共用のパソコンでは特にお願いします。
💡 迷ったら

判断に迷ったときは、先に進めずDA課へ相談してください。 「これは送っていいのか」「この読み取りは合っているのか」── 聞いてもらえれば確認します。